しろ日記

かけだし生物学者の留学日記

276日目

今日はSABミーティングだった(ちなみにScience advisory boardの略だと今日知った)。このミーティングは、外部審査員たちが研究所を存続させる価値があるかどうかをガチンコで評価する会だ。

知ってる名前を挙げれば、ブザキ、セジュノスキ、イブ・マーダーなど。いわゆる超トップ研究者たちが我々のPIを質問攻めにする。マーダーのことをマーダラーと言い間違えてNO!と言われたことは秘密だ。

一番見ごたえがあったのはジルvsブザキ。ジルが自分のトークにおいて、発火のシークエンスが生まれるメカニズムを提唱したのだが、ブザキが早速噛みつく。

ブ「そんなのではリップル中のシークエンスの説明はできない」

ジ「すぐリップルに当てはめようとするな。これは全く違う現象の話をしている」(意訳)

ブ「しかし一般的に考えても…」

といった激しい衝突。普段からJCで誰かがブザキの論文を発表しても

こんなにくだらない研究はJCに取り上げるべきではない、と辛辣なコメントをしているのだが、それがよくわかるやり取りだった。

 

で、問題はここから。珈琲ブレーク中にまさかのポスター発表。ジルがすると思っていたらポスドクが各々でするらしい。

説明の準備何にもしてないし、ブザキだけは来るなよーと思っていたらブザキが来た。

詳しくはここに書けないのだが、「in vitroで研究して何の意味があるの?」と早速喧嘩を売ってきた。「このin vivo至上主義者め貴様の不当にバイアスのかかった引用の仕方にどれだけ苦しい思いをさせられているか!!」という言葉を飲み込み丁寧に利点を列挙。すると、ふーん、ま、活動がin vivoに近くなるようなイオン組成をできるだけ真似した方がよいよと真っ当な意見をもらった。あとは基本的な説明をして終わった。投稿中の論文について触れようと思ったがやめておいた。

 

午後が大変だったのだが疲労困憊なので書かずに寝る。