しろ日記

かけだし生物学者の留学日記

189日目

日本の気候はどうですか?こちらは早くもすっかり秋になって超快適だよo(`ω´ )o(K○miya的挑発(内輪ネタ))


料理

今日は考え事をするために、昼から鶏の脚を解体していた。

ささ身はとても充実しているのだが、こっちには日本での必需品である鶏もも肉が売られていない。なので鶏ももが食べたければ自分で骨を外してカットしなければならないのだ。

昼は太めのネギとともに焼き鳥を作り、余ったパーツを長時間煮込んで鶏がらスープを、夜はそのスープをベースにした親子丼を、それぞれ作ってたらふく食べた。美味しかったのだが親子丼は醤油と白ワインの香りが強く、時間をかけて作ったスープの恩恵を余り感じなかった。

しかし久々にジューシーなお肉を食べたのでとても満足。


家庭菜園

随分書いてなかったけど、初心者にしてはかなりうまくいったと思う。トマトは永遠に鈴なり状態、さやえんどうもたくさん収穫でき、バジルは放っておいてもたくさんその葉っぱを供給してくれた。

唯一の心残りがズッキーニで、結果的に二本しか収穫できなかった。まず雌花と雄花が同タイミングで咲く必要があり、さらには自分で受粉させてもうまくいかないことがほとんどなのだ。20回ほど受粉にトライして、成功はたったの2回。10%の成功率とはどういうことなんだ。超単純作業のはずなのに、何かを間違えているのだろうか。

しかしスーパーにトマトもズッキーニもいっばい売られているので、来年はシソや大豆など、日本的なものの育成に努めようと考えている。


論文

某ジャーナルから未だに返信が来ない。はや12週間、三ヶ月が経過しようとしている。周りのポスドクも少しざわつき始めた。尊敬するI藤先生や、他のリーダーに過去にこういう経験はありましたか?と聞いてみたら、ないとのこと。可能性は二つで、一つは競合者による妨害、もう一つはback to backで出版したいがための時間稼ぎではないか、とのこと。後者なら最高なのだが、僕は前者だと思っている。自分の領域のエディターはかの○ックマンラボの出身なので、その人たちに肩入れしている雰囲気は常々感じる、と、ザッ○マン一派のポスドクから聞いた。

ということで催促メールを送ってみたらどうかと言われたのでボスに連絡してみようと思う。

しかし三ヶ月はないわー。来年のフェローシップの申請に間に合わなかったらつらいな。これで落とされたらこの雑誌まじで嫌いになる。


研究

順調。この前見せたデータがボス的にヒットしたらしく、最近むこうから進捗は?来週ミーティングするぞ、とプレッシャーをかけてくるようになった。それが目標だったのでとても嬉しい。しかし、次のプランを巡って完全対立。前にも書いたように、ボスは僕と違って人工的な操作が大嫌い。だからLTP誘導という、超超超基本的な実験すらやらせてもらえないのが辛い。こっそりやるかな。

ちなみに僕はある現象の役割が知りたいのだけれど、ボスはある現象が生まれる根本原理、大原則が知りたいそうな。だから頻繁にぶつかる。先週は論理が飛躍している、役割を知るためにはまずメカニズムを知るべきでしょう、だよね?と二時間詰め寄られ続けた。ずっと座って話してたのに、疲労がすごくてその後歩けなかった。


サムはおまえの研究なんだからおまえが全て決めてよいと言ってくれるけど、このままボスに染まってみたい気持ちもあるんだな、これが。悩ましい。



気付けばこちらに来て半年が経っていた。早すぎる。言語能力よ頼む向上してくれ。