しろ日記

かけだし生物学者の留学日記

渡独 38日目 FELASA

前回書いた記事が消えてる…。研究とフェローシップの話を詳しく書いたんだけどな。まぁいいや。


昨日、一昨日はFELASA講習というものを受けてきた。日本語でいうと動物実験講習です。

知らない大学で朝8時から夕方6時まで集中講義があって、2日目の夕方にテストがあり、それに合格したら晴れて動物実験を行えるようになる。

まさかここまで厳格なものとは思わなかったので、もうへとへと。しかも全部英語だから、想像を絶する疲れだった。でも真面目に聞いたのでかなり勉強になった。

せっかくなのでFELASAコースの発見を数個だけ書いておく。

1.こっちでは「Good reason」がない限り動物を殺してはならない。家にネズミが出てそれを殺したら違法で、逮捕または罰金らしい。でも理由をこじつければ何とかなるとかならないとか。

2.それと一緒で、釣りもライセンスが必要。許可なく釣りをしたら逮捕されるらしい。びっくり。

3.エビだけは実験用に何匹購入しようが報告の義務なし。ただし使った数は報告の必要あり。変なの。

4.トランスジェニックマウスの作り方とか、ゲノム編集技術とか、その原理まで含めて普通に試験問題で出てきた。聞いてないと本当に落とされる。

5.日本と韓国は動物慰霊祭を行っている、と倫理の先生が言ったらドイツ人の品のない女たちがケラケラ笑っていた。そんなにおかしいか?

6.この人たち、動物を殺す方法の時にもずっと笑ってて怖かった。えー、これ使ったら一瞬で殺せるの!?ウケるーみたいな発言を平気でする。一緒に働くのは無理。

 

…振り返るとおれ何も学んでないな。


ちなみに講義中にロレンツの新論文がPNASにpublishされていた。Ph.DでPNAS 1st 2報とNature共著1報って、十分化け物だろう。彼と一緒に盛り上げていきたい。